切削工具再研磨・特殊工具を使う職人数珠つなぎvol.2   
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切削工具再研磨・特殊工具を使う職人数珠つなぎvol.2

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110年の伝統が作る「メタルマジック」

 

事務所にお伺いしてまず目に飛び込んで来たのは、アルミで削り出されたブルゾン。今にも羽織れるようなその質感は度肝を抜く!

新たに導入した機械の操作練習がきっかけで遊びながら技術を磨いていったそうです。このブルソン、DMG森精機が主催する2007年金型・造形加工部門のドリームコンテストで見事、金賞を受賞。今では当たり前の5軸ですが、当時3軸で作り上げたというからその凄さがわかります!

創業は1904年。今年で110年という老舗企業。大原さんの入社のきっかけは、以前勤めていた会社が閉鎖となり、その後職業訓練校で技術を学び、18年前に同社へ。現場を5年経験した後、現在は営業技術職として活躍されています。

現場を見させていただくと大型の門型マシニングがズラリ。ご注文は大型設備の部品が多くそのほとんどは単品モノで、多種多様な業界から声がかかるそうです。

現場もわかるので加工のアドバイスもこなし、営業兼工程管理兼技術と一人三役をこなされています。「ツールリメイクは、定期的に訪問してくれることが工具を管理してもらっているようなものなので有難い」と仰っていただきました。

ここ数年、精密切削加工をデザインの分野で活かした新たな金属造形として、立体的に画像が浮かび上がる金属障壁画「刻鈑®(KOKUHAN)」を製品化されました。

厚さ1mmのアルミ板にエンドミルを駆使して画像を浮き上がらせるその技術は、既に特許取得済み。ライティング次第で様々な表情を浮かべるその様は、まさにメタルマジック。

写真さえあればどんな模様も描き出せるそうです。またパリで開催された世界最大級の見本市へも出展され、更に大きな可能性を秘めているように感じました。京都センチュリーホテルのレストランには現物が!是非とも足を運んでみてください。

川並鉄工株式会社:TEL 075(681)1704
中型・大型の五面加工機による精密切削加工、
特許技術によるデザイン金属パネル「刻鈑」の製造販売
主納入先:半導体や医療関連の大型製造設備、インテリア・建材メーカー
ホームページ:http://kawanami-metal.jp/index.php

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