特殊エンドミル製作で効率化
一般的に、金属加工における加工費の70%は設備費や人件費が占めており、工具費の割合は5%程度しかありません。
加工費を大きく改善するためには、工具費のような消耗品を節約するのでなく、
いかに段取り良く短い時間で効率的に加工するのかが鍵となります。
特殊エンドミルを使用することで、ワンパス加工を実現し、加工時間を2倍、3倍と短縮することも可能です。
ツールリメイク特殊エンドミルの強み
特殊エンドミルを製作するにあたり、ツールリメイクでは綿密なヒアリングを行っております。工具の形状はもちろんのこと、ワークの種類や熱処理の有無、加工内容や加工方法などあらゆる情報を元に最適な刃の形状、エンドミルの材質、コーティングの種類をご提案致します。多品種微量生産のお客様のために1本から製作させて頂きております。
オーダーメイドして頂いたエンドミルのデータはシステムで管理されているため数年後に1本だけ必要な場合もすぐに再製作することができます。
エンドミル製作の流れ
お問い合わせ
お問い合わせは、当WEBサイトのお問い合わせフォームからはもちろんのこと、電話・FAX・メールなどでもお受けしております。またあらかじめ図面がある場合は、FAXにて送付お願い致します。図面は、手書きの簡単なもので差支えございません。当社にてCAD図から設計させて頂きます。
ヒアリング
お問い合わせ頂きましたエンドミルの内容に関わるヒアリングをさせて頂きます。被切削材、加工形状、加工数量、加工予定日など、お客様にとって最適なエンドミルを製作するために必要な情報を頂きます。
設計
お客様の加工に最適な、エンドミルの刃の角度、逃げ、形状を考え設計致します。被削材により超硬、ハイスなど材質の選定を行い、高硬度加工や長寿命加工が求められる場合は、被削材に適したコーティングもご提案させて頂きます。
お見積り・発注
設計が終わりましたら、お見積りを提出させて頂きます。発注が確定致しましたら、すぐにエンドミル製作に取り掛からせて頂きます。
加工
エンドミルの製作は、基本的に円筒の棒から行われます。1から製作するので、様々な形状を正確に作りだすことができます。製造管理体制も整っており、各工程で独自のチェックを行い、次工程へ進めるので、確かな品質をお約束致します。
検査
加工ができあがりましたら、寸法や刃の形状を検査させて頂きます。ご要望に応じて、光学式工具顕微鏡にて測定・検査した成績表も発行することができます。
コーティング
寸法検査に合格したエンドミルは必要に応じてコーティングを行います。TiN、TiALN、TiCN、Cr系、CrN系その他多くのコーティングに対応しているので、そのような被削材でも切れ味と長寿命を実現した最高のエンドミルを作り出すことができます。
最終チェック
コーティングが終わりましたら、発送をする前に最終確認を行います。超短納期のご注文であったとしても、品質へのこだわりはなくしてはいけません。外観も含めここでより厳しい目で最終確認を行います。
発送・納品
最終確認が終わったら、エンドミルを保護ケースに入れて発送させて頂きます。お客様のお手元に届くまでが我々の納品ですので、配送の追跡も行い、お約束納期を確かなものにしています。
お問い合わせはこちら
0120-262-040
営業時間 平日 8:30~17:30
エンドミルの製作事例