こんにちは、ドリル・エンドミルなど切削工具の再研磨をしているツールリメイクです。
OSGといえば、切削加工をしている方であれば誰しもが一度は聞いたことのある名前かと思います。今回はOSG株式会社が製造してるエンドミルについてまとめました。是非工具選定の参考にして下さい。
OSG社切削工具の見方
OSG社のカタログを見ると、型番表記がされているかと思います。型番からどんな工具なのか判断できれば工具の購入や再研磨などいろいろな場面でとても役に立つので是非ここで覚えておきましょう。
OSG社エンドミルの見方
EMLやMG-EBDなど様々な英語で書かれた記号がありますがそれぞれ意味があります
材質による違い
材質によって記号が変わります。
通常のハイス・・・記号なし
粉末ハイス・・・XPM-
超硬・・・MG-
工具の種類による違い
スクエアエンドミル・・・E
ボールエンドミル・・・EB
テーパーエンドミル・・・TP
工具の種類による違い
2枚刃・・・D
多枚刃・・・M
ハイヘリックス・・・H
長さによる違い
ショート・・・S
ロング・・・L
超ロング・・・EX〇〇L
OSG社製のエンドミルは基本的に上記の順番で組み合わせて表記されているので例えば、超硬ハイヘリックスロングのスクエアエンドミルの場合、「MG-EHL」となります。
OSG社のその他の工具
ドリル
ドリルはオイルホール付やコーティングによって記号も代わりますが、深さの記号を覚えておけば問題ないでしょう。
・スタブ・・・2D~4D
・ミドル・・・5D~8D
・ロング・・・10D~50D
タップ
・スパイラルタップ・・・SFT
・ハンドタップ・・・HT
・管用テーパータップ・・・TPT
・管用平行タップ・・・SPT
まとめ
OSG社製切削工具の名称についておさらいしておきましょう。
・工具の記号はある程度覚えておく
・エンドミルは基本的に材質、工具種、刃数、長さの順に記号がついている
・その他の工具もそれぞれ意味がある
こちらの基本を覚えてOSG社製切削工具を選定してみてくださいね!
切削工具の再研磨はツールリメイクにおまかせ
ツールリメイクでは、再研磨を専門にしており、お持ちの工具にピッタリの再研磨方法をご提案することが可能です。
ですので、エンドミルだけでなく様々な工具を再研磨可能ですので、刃物の切れ味で困っているのであれば、ぜひ一度ご相談くださいね。
ツールリメイクではスクエアエンドミルの再研磨はもちろんのこと、ドリルやエンドミルのレンタルサービスも行っております。
詳しくは、下記の「現場を変える、切削工具レンタルサービス。」をご覧ください。