真鍮の切削加工に困ったら?   
切削工具

真鍮の切削加工に困ったら?

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真鍮

こんにちは、ドリル・エンドミルなど切削工具の再研磨をしているツールリメイクです。

銅よりも加工がしやすく、見た目が綺麗なため金属加工をしていると誰しも一度は加工する機会が訪れる真鍮です。

 

加工は比較的簡単と言われていますが、はじめて削る材料であれば予習は必要です。

 

真鍮の種類と特徴

真鍮とは亜鉛が20%以上含まれた亜鉛と銅の合金です。JISでは「黄銅」と表記されているので工業的に正式名称は黄銅となりますが、一般的には真鍮と呼ばれることの方が多くなっています。

亜鉛が20%以上含まれている銅合金は全て真鍮と呼ばれますが、亜鉛の含まれる割合が多くなるにつれてどんどんと色が薄くなり、逆に亜鉛が20%を下回ると、それは真鍮ではなく丹銅と呼ばれますが、赤みが強くなっていきます。

 

真鍮の特徴として以下があげられます。

・電流が流れやすい

・加熱によって複雑な形状にできる
・薄く広げる・細く伸ばすことができる
・切削加工しやすい

 

 

真鍮の種類

  • C2600:七三黄銅 
  • C2801:六四黄銅
  • C3604:快削黄銅
  • C3771:鍛造用黄銅
  • C4600:海軍黄銅
  • AC201:黄銅鋳物1種

 

 

 

真鍮の切削工具選定のポイント

真鍮は鋳物に近い性質があると言われているので、すくい角が大きい、つまり刃先が鋭利なエンドミルなどを使用すると刃先がカケてしまう可能性があります。ですのですくい角が小さい、つまり刃先が鈍角なエンドミルを使用すべきです。

 

真鍮の切削加工時のポイント

真鍮を加工する場合、基本的にはドライ加工で問題ありません。しかし、重切削の場合は切削油を使用する場合があります。しかし、潤滑油の中でも極圧添加剤が配合されているものは真鍮の腐食を進めてしますので、使用しないようにしてください。

 

まとめ

真鍮の加工についておさらいしておきましょう。

 

・すくい角の小さな鈍角の刃物を使う

・基本的にはドライ加工

・切削油を使用する場合は極圧系のものを避ける

 

こちらの基本を覚えて真鍮加工にチャレンジしてみてくださいね!

切削工具の再研磨はツールリメイクにおまかせ

ツールリメイクでは、再研磨を専門にしており、お持ちの工具にピッタリの再研磨方法をご提案することが可能です。

ですので、エンドミルだけでなく様々な工具を再研磨可能ですので、刃物の切れ味で困っているのであれば、ぜひ一度ご相談くださいね。

 

ツールリメイクではスクエアエンドミルの再研磨はもちろんのこと、ドリルやエンドミルのレンタルサービスも行っております。

詳しくは、下記の「現場を変える、切削工具レンタルサービス。」をご覧ください。

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現場を変える、切削工具レンタルサービス。

ツールリメイクでは、これまで切削工具を使う現場で起こっていた「ちょっとだけ、すぐに使いたい!」という課題を解決すべく、切削工具のレンタルサービス「カシコ」を開始致しました。「カシコ」という名前は「貸し工具」と「賢い」に由来し、成果を上げている数多くの現場で使用され始めております。

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